大学編入の勉強<物理>
こんにちは。今回は物理の勉強について書いていきたいと思います。
大抵、大学編入の物理の分野は力学と電磁気の2つであることが多いです。私は電気電子工学科に所属しているので電磁気については少し自信がありました。とは言っても、物理でいう電磁気と専門でいう電磁気は結構変わってくるので、しっかり対策しました。
まず力学から書いていきます。
<力学>
力学の問題はほぼすべての大学の編入試験で出題されていると言っても過言でないくらい頻出しています。高専ではおそらく1、2年あたりで勉強すると思われます。私は編入勉強に入るとき、初歩のところから忘れてしまっていたので、学校の授業で使っていたセミナーから取り掛かり始めました。
そしてセミナーを一通り終えてまず手にしたのがこの黄色い本です。他のサイトでも見かけた方はかなりいらっしゃると思います。とりあえず持っとけ、とよく言われるかなり有名な参考書です。
基礎物理学演習 (1) ((ライブラリ工学基礎物理学 (別巻=1)))
- 作者: 永田一清
- 出版社/メーカー: サイエンス社
- 発売日: 1991/01/01
- メディア: 単行本
- クリック: 18回
- この商品を含むブログ (2件) を見る
この中でも力学は(1)に収録されています。とにかく有名だったので、まず最初にとりかかてみたのですが、結構難しかったです(笑)最初に取り掛かるものではなかったな、と(笑)
高校物理はセミナーで復習しましたが、大学物理は基礎からだめだな、と感じ、次に取り掛かったのがこの本です。
学校の図書館にあってやってみたんですが、このシリーズはわかりやすかったです。一番最初取り掛かるのに最適だと思います。解説も丁寧ですし、編入問題に似た問題も結構収録されています。ただ問題数が少ないのが欠点です。そこで問題を多く解くために次の本を購入しました。
- 作者: 今井功,高見穎郎,高木隆司,吉沢徴,下村裕
- 出版社/メーカー: サイエンス社
- 発売日: 2006/09/01
- メディア: 単行本
- 購入: 1人 クリック: 21回
- この商品を含むブログ (3件) を見る
こちらも黄色いですね(笑)難易度は少し高めですが問題数も豊富で、応用力も付けられるのではないかと思います。同様にこちらの本にも取り掛かりました。
難易度的には上の演習力学よりかは少し簡単で解きやすい内容となっています。
そして一番最初に挙げた基礎物理学演習に取り組んでいきました。また、とても好評なマセマシリーズもやってみるのもおすすめです。
スバラシク実力がつくと評判の力学キャンパス・ゼミ―大学の物理がこんなに分かる!単位なんて楽に取れる!
- 作者: 馬場敬之
- 出版社/メーカー: マセマ
- 発売日: 2016/11/01
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る
マセマシリーズは細かいところまで丁寧に解説してあるので、理解をより深めることができるのではないかと思います。最初にいきなり読み始めるのではなくて、上に挙げた参考書たちを解いて、合間に読んでいく方法が一番おすすめです。
次に電磁気に移りたいと思います。
<電磁気>
電磁気は先ほども述べたように専門だったので、今まで授業でやったプリントやノートを見直すところから始まりました。
その後取り組んだのはこちらの本です。
またまた黄色いですね(笑)編入物理は黄色い本ばっかです(笑)この本は電磁気の勉強での参考書の中で一番使いました。範囲も広くて難易度的にもちょうどよかったです。
応用力をつけるために次の本もやってみました。
この本はかなり難しかったです。全然解けませんでした(笑)
正直、余力のある人が挑戦するのがいいのではないかと思います。
他にも学校の図書館にあった本をいろいろつまんだりしました。電磁気は専門の授業でやったプリントが中心だったので、使った参考書は力学と比べ少なかったです。
ここまでバーッと参考書を書いていきましたが、前回の体験記の記事にも書いたように、過去問が一番の勉強法です!何度も言いますが、参考書を解いたら過去問をやってみる、という風に合間に過去問を見直す癖をつけることをおすすめします。
次は何書くか決まってませんが、後々私が受けた各学校の出題傾向についても書いていきたいと思っています。
ではまた!